車尾保育園は、米子市の車尾地区に定員90名の認可保育所として開設されました。その頃はまだ、周りは田んぼだらけで子どもたちはザリガニ釣りや、オタマジャクシとりをしながら毎日泥んこになって遊んでいました。それから約40年が経ち、宅地開発が進み周囲には新しい家が立ち並ぶと共に保育のニーズも変わってきました。そして、平成30年の秋、定員110名の新園舎が建ち、新たに乳児保育が始まりました。
保育園の隣には東山公園があり、春は桜、夏はセミが鳴き、秋はどんぐり、冬は落ち葉と四季折々の姿を見せ、子どもたちは日々豊かな自然を感じることができる素晴らしい環境の中で過ごしています。
保育方針
・一人ひとりの子どもの人権を尊重し、豊かな人間性をもった子どもを育成する
保育目標
・身近な自然環境をいかし、たくましい体と心育む
~一人ひとりを大切に共に育つ仲間づくりめざして~
保育目標
・身近な自然環境をいかし、たくましい体と心育む
~一人ひとりを大切に共に育つ仲間づくりめざして~
車尾保育園では、園生活の日常的な“遊び”の中から育まれる力(非認知能力)を伸ばすために、子どもたちの興味関心を引き出し、遊びこめる経験を積み重ねていけるような環境づくりを心がけています。そして、子どもたちが心身ともに心地よいと感じる環境を整え、家庭と連携しながら、温かく丁寧な保育、一人ひとりのありのままをしっかり受けとめ、子どもたちの思いに共感していく関わりを大切にしています。
《あそびの中で子どもは育つ ~遊びこそ豊かな学び~》
米子福祉会の保育園では、平成30年度より、“保育の見える化”(ドキュメンテーション)の取り組みを進めています。これは、保育者の子どもに対する思いや、遊びの中での子どもたちの発見や葛藤や学び等の心の動きを文章や写真を織り交ぜてドキュメント化して掲示することで、これまで保護者に伝わりにくかった保育の内容やねらいを明らかにし、遊びの中で育まれる力について理解を深めてもらうとともに、子どもたちの成長を一緒に喜び合うことを目的としたものです。
しかし、毎日の限られた時間の中でドキュメンテーションを作成していくのはとても大変です。でも、その日の活動が充実していると、あれも書きたい・これも伝えたい・・・というネタがあふれ出てきます。そのために大切なことは、まず保育者が子どもと一緒に楽しむこと!!
先が見えないコロナ禍でも、できる限り楽しいことを見つけようと職員一同、日々奮闘しています。