もちがせ保育園は、平成31年4月に、社保育園・大村保育園・用瀬保育園3園が統合して、鳥取市立もちがせ保育園としてスタートしました。現在、94名の園児が在籍しています。
保護者さんの願いで、遊具も充実しています。園庭には全面芝生が張られていて、子どもたちは自然を感じながら遊ぶことができます。
もちがせ保育園は、社、大村、用瀬の3保育園が統合して生まれた、新しい保育園です。3園とも60余年の歴史があり、その間、子どもが育つ拠点として地域の中で大切にされてきました。周辺には用瀬地区保健センター、千代南中学校、消防署、駐在所などがあり、さながら地域の教育ゾーンのような恵まれた環境の中にあります。また園内には子育て支援センターが併設され、地域子育ての拠点としての役割も担っています。
毎朝、登園してきた子どもたちは「子どもヨガ」「足指体操」「サーキット遊び」などの運動遊びをします。1日の始まりに身体を動かすことで、脳も身体もしっかりと目覚めさせてからその日の活動に入ります。園庭には子どもたちが畑遊びをするための菜園があり、野菜の収穫、皮むき、クッキング保育などの食育活動にも力を入れています。また玄関横の給食室には広口の窓が備えられていて、子どもたちが調理している現場を間近に見ることもできます。
まだ開園から数ヶ月しか経っていませんが、今後も地域、職員が一体となり子どもたちのたくさんの笑顔に出会える保育園となるよう取り組んでいきたいと思います。
園からほど近い千代川で毎年旧暦の3月3日に行われる流し雛は、県の無形民俗文化財にも登録されている伝統行事です。この日は園児も大勢参加します。近くには流し雛の館、物産館などがあり、お庭で遊ばせていただくことも。春にはミツバツツジの名所として知られる愛宕山へ年長児が登ってきました。達成感を味わい、誇らしげに帰ってきた子どもたちの笑顔が眩しく見えました。
朝の運動でしっかりと身体を動かした子どもたちは、広い芝生の園庭で元気いっぱい遊びます。遊戯室にはボルタリングの設備もあり、様々な年齢の子どもがふれあいながら仲良く遊ぶ姿が見られています。また職員が集うスタッフルームには、園内研修等の資料が掲示されており、若い保育士からベテランまで、皆がワイワイ言いながら保育を考えられる雰囲気も我が園の自慢です。